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『合理性の諸問題』ドナルド・デイヴィドソン(春秋社)

『合理性の諸問題』ドナルド・デイヴィドソン、丹治信春 監修、金杉武司・塩野直之・鈴木貴之・信原幸弘訳(春秋社)

2007年
451頁




目次(収録作品)

第1部 合理性と価値(客観性の問題/価値評価を表現すること/価値の客観性/価値評価の個人間比較)

第2部 問題と提案(チューリングのテスト/表象と解釈/行為の説明における諸問題/合理性の科学はありうるか/思考に必要なもの/思考、意味、行為の統一理論)

第3部 不合理性(不合理性のパラドクス/非一貫性と不合理性/欺瞞と分裂/騙されているのは誰だ)

ドナルド・デイヴィドソンへのインタヴュー

現代最高の哲学者デイヴィドソンの壮大かつ精緻な哲学大系を一望できる論文14編を収録。彼の哲学のふたつの柱「心および行為の哲学」と「言語哲学」が、円熟味を増した筆致でわかりやすく展開されているだけでなく、「合理性」を鍵概念に、ふたつの分野を統合する「統一理論」を提示。さらに、人間が時として不合理な存在であることを見すえ、不合理性と合理性がいかにして両立できるのかを探究する。デイヴィドソンの興味深い生い立ちとその哲学の成立過程を知ることができる貴重なインタヴューも併せて収録。

分析哲学最大の哲学者の全貌。ラジオの脚本を書いたり、経営学を学んだり、兵役に就いたりと、寄り道を重ねたからこそ構築できた偉大な哲学体系と彼の人間的魅力もわかる。

出典:春秋社公式サイト

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