『志向性―心の哲学』ジョン・R. サール、坂本百大 監訳(誠信書房)
1997年
400頁
目次(収録作品)
第1章 志向性状態の本性
第2章 知覚の志向性
第3章 意図と行為
第4章 志向的因果
第5章 バックグラウンド
第6章 意味
第7章 志向性状態および言語行為に関する報告の内包性
第8章 意味は頭のなかにあるのか
第9章 固有名と志向性
第10章 エピローグ 志向性と脳
現代を代表する心の哲学者サールによる心と言語の関係を扱った3部作の完結。言語のもつ表象能力は心の志向性に由来し、この志向性は心的状態そのものに内在しているとする。心の哲学とAI(人工知能)論とが脱構築を試みるための試金石ともいえる書。原書名:INTENTIONALITY: An essay in the philosophy of mind
出典:誠信書房公式サイト