『オースティン哲学論文集』J・L・オースティン、坂本百大監訳(双書プロブレーマタ、勁草書房)
1991年11月
490頁
監訳者まえがき
第二版への序文
凡例
1 アリストテレスの『倫理学』における善(アガトン)と幸福(エウダイモニア) 田中享英訳
2 先験的(アプリオリ)概念は存在するか 神野慧一郎訳
3 語の意味 伊藤邦武訳
4 他人の心 山田友幸訳
5 真理 信原幸弘訳
6 語る、とはいかなることか──その単純化された諸形態 守屋唱進訳
7 事実に対する不当 丹治信春訳
8 弁解の弁[服部裕幸訳
9 「もし」と「できる」 坂井秀寿・守屋唱進訳
10 行為遂行的発言 中才敏郎訳
11 ふりをすること 佐藤徹郎訳
12 インクの三つのこぼし方 森村進訳
言語行為論の創始者として知られるオースティンの論文集。言語行為に関わるもののほか、意味、他我、真理等をめぐる論稿を収める。
出典:勁草書房公式サイト