『パース著作集2 記号学』チャールズ・パース、内田種臣編訳(勁草書房)
1986年
215頁
目次(収録作品)
第一章 記号の分類
一 根底、対象および解釈項
二 記号とその対象
三 三項関係の分類
四 記号の第一の三分法
五 記号の第二の三分法
六 記号の第三の三分法
七 記号の十個のクラス
八 退化した記号
九 論証の三分法
十 命題の種類
十一 表意する
第二章 類似記号、指標記号、象徴記号
一 類似記号と低類似記号
二 真正の指標記号と退化した指標記号
三 象徴記号の本性
四 記号
五 指標記号
六 象徴記号
第三章 命題
一 命題的記号の特性
二 主部と述部
三 命題の二分法
四 論理的主部のプラグマティックな解釈
五 主張の本性
A 現象とカテゴリー
B 心の基本要素
C 知覚と知覚判断
D 記号現象
E 一九〇四年の記号分類
F 一九〇八年の記号分類(ウェルビー夫人への手紙)
G 意味とは何か
H 思考・記号・推論
I 人間は象徴記号である
パースは記号学を分類の学、広い意味での論理学といい分類の基準・方法を問題にし概念・用語を明確にする。何かの目的に導かれた解釈過程はすべてパース理論の対象となる。
出典:勁草書房公式サイト