『牧野富太郎―牧野富太郎自叙伝』牧野富太郎(日本図書センター・人間の記録4)
1997年
239頁
定価:1,980円(税込)
目次(収録作品)
第一部 牧野富太郎「自叙伝」
幼年期/自由党から脱退/東京近郊における採集/『植物学雑誌』の創刊/『破門草事件』/『日本植物志』に対する松村任三郎博士の絶賛 ほか
第二部 混混録
所感/私の健康法/余ガ年少時代ニ抱懐セシ意見/火山を半分に縦割にして見たい/私の信条/わが生い立ち ほか
第三部 父の素顔 牧野鶴代
わが国の植物分類学を独力で切り拓いた巨人・牧野富太郎。幼少より植物に親しみ、小学校中退後の人生を独学による植物研究に捧げた彼は、権威による研究妨害や貧困に屈することなく、95年の生涯の晩年まで現役であり続けた。彼が採集した標本は実に60万点、命名した植物は2500余。「植物学の父」が独特の牧野節で綴る波瀾万丈の「わが生涯」。
出典:講談社BOOK俱楽部
[関連]
『牧野富太郎自叙伝』(2004・講談社学術文庫)272頁
『牧野富太郎自叙伝』(1956・長嶋書房)