『サトウハチロー―落第坊主』サトウハチロー（日本図書センター・人間の記録91）
1999年
247頁
目次（収録作品）
落第坊主
（あっぱれなるおやじ／運命を変えた部屋／小笠原の感化院／停学の原因は／礼儀正しくするなかれ）
母ありてわれあり
（母ありてわれあり／かあさん／おふくろのウタ）
野球さまざま
（序詩／野球を教えてくれた人／プロテクターとデッドボール／グランドの話／アブナー・ダブルデー少将 ほか）
わが師わが友
（おお富田常雄も／音楽の手ほどき／ロッパにカッパに一銭／悲しきサイミン術／福士先生から松本かつじまで ほか）
ボクの浅草
（その頃のボクの朝／フランソワ・ヴィヨン／プペ・ダンサント／エノケン城 ほか）
ASAKUSAよ、汝こそ
（ASAKUSAよ、汝こそ）
失われてゆくもの消えてゆくもの
（失われてゆくもの消えてゆくもの／なつかしい音の話／なつかしい音の話／指に匂う秋／正月がさびしくなった／門というものは ほか）
童謡「小さい秋みつけた」の作詞や、詩集「おかあさん」などで知られる詩人・サトウハチロー。野球のこと、師や友人のこと、浅草の思い出などを綴った随筆集。71年R出版刊「落第坊主」の改題。
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