『加藤唐九郎―自伝 土と炎の迷路』加藤唐九郎(かとう・とうくろう)(日本図書センター・人間の記録199)
2012年
243頁
目次(収録作品)
生い立ち
青春の彷徨
個人作家をめざす
伝統に徹する
『陶器大辞典』編纂
永仁瓶子焼成・中国旅行
戦中戦後
文化芸術使節団・日ソ工芸展
やきもの三昧
由緒ある釜大将の家に生まれ、形骸化したものを嫌悪し、生来の勁い信念と情熱で毀誉褒貶の世を進む。茶道美術界の重鎮・益田鈍翁や小野賢一郎、富本憲吉、北大路魯山人、両親、祖母、恩師たち。多彩な人々との出会いと別れ。桃山古陶の再現、黄瀬戸事件、永仁の壺事件、日ソ工芸展、「氷柱」誕生、『陶器大辞典』編纂。一ム才の号いわれ。陶芸の巨人が綴るその究極の創造人生の自伝。
出典:講談社BOOK俱楽部
本書は、(おそらく)下記が底本なので日本経済新聞連載「私の履歴書」が基。
[関連]
『加藤唐九郎―自伝 土と炎の迷路』加藤唐九郎(1982・日本経済新聞社)(「私の履歴書」の書籍化)
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『自伝 土と炎の迷路』加藤唐九郎(1999・講談社文芸文庫)
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