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『やし酒飲み』エイモス・チュツオーラ(岩波文庫)

『やし酒飲み』エイモス・チュツオーラ、土屋哲訳(岩波文庫)

2012年
240頁




目次(収録作品)

やし酒飲み
私の人生と活動(管啓次郎訳)

解説
チュツオーラとアフリカ神話の世界(土屋哲)
異質な言語の面白さ(多和田葉子)

「わたしは、十になった子供の頃から、やし酒飲みだった」―。やし酒を飲むことしか能のない男が、死んだ自分専属のやし酒造りの名人を呼び戻すため「死者の町」へと旅に出る。旅路で出会う、頭ガイ骨だけの紳士、幻の人質、親指から生まれ出た強力の子……。神話的想像力が豊かに息づく、アフリカ文学の最高傑作。作者自身による略歴(管啓次郎訳)を付す。(解説=土屋哲・多和田葉子)

本書表紙(カバー)より

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