2016年
512頁
目次(収録作品)
起筆の言葉
母の思い出に
私の生家
布川時代
辻川の話
兄弟のこと
文学の思い出
学生生活
官界に入って
柳田家のこと
交友録
私の学問
筆をおくに臨みて
故郷七十年拾遺
創立60周年を迎えるにあたって神戸新聞社は、兵庫県出身で82歳の柳田國男に回顧談を求めた。柳田はこれを快諾、25回にわたって聞き書きがおこなわれ、200回にわたる連載記事「故郷七十年」に結実した。一回の談話は3時間、長いときで5時間に及んだという。本書は近代日本の知識人の自己形成の物語、明治文学史の重要な一部、民俗学の誕生を語るもの。数ある自伝、回顧録のなかの白眉を文庫本でお届けする。
出典:講談社BOOK俱楽部
[関連]
『故郷七十年』柳田国男(新装版2010・のじぎく文庫・神戸新聞総合出版センター)単行本
amazon
『柳田国男の故郷七十年』柳田国男(2017・PHP研究所)
amazon
『柳田国男』(ちくま日本文学全集33)(1992・ちくま文庫)
『柳田国男全集21 故郷七十年・海上の道』(1997・筑摩書房)
amazon
[キーワード]
故郷70年