2008年
320頁
目次(収録作品)
処世と信条
立志と学問
常識と習慣
仁義と富貴
理想と迷信
人格と修養
算盤と権利
実業と士道
教育と情詛
成敗と運命
道徳と経営は合一すべきである。日本実業界の父、渋沢栄一が、後進の企業家を育成するために、経営哲学を語った談話録。論語の精神に基づいた道義に則った商売をし、儲けた利益は、みなの幸せのために使う。維新以来、日本に世界と比肩できる近代の実業界を育てあげた渋沢の成功の秘訣は、論語にあった。企業モラルが問われる今、経営と社会貢献の均衡を問い直す不滅のバイブルというべき必読の名著。
アマゾン商品説明より
文章が難しい、読みにくいというレビューが散見されるが、そんなことはない。明治の人の文(語り)なので若干の読みづらさはあるが。
以下のリンクから試し読みができる。
難しければ、現代語訳した本(下記参照)もあるのでそちらがよいだろう。
『論語と算盤』試し読み(「KADOKAWA」のサイトが開かれます)
[関連]
『論語と算盤』渋沢栄一(1985・国書刊行会)単行本
『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一、守屋淳訳(2010・ちくま新書)(全訳ではないようだ)