2014年
382頁
目次(収録作品)
1 自然の叡智
自然との関係を取り戻すために(クロード・レヴィ=ストロース)
惑星の風景(ミシェル・セール)
「近代」を乗り越えるために(ブルーノ・ラトゥール)
2 心のアルケオロジー
心と言葉、そのアルケオロジー(吉本隆明)
超人間、超言語(吉本隆明)
イニシエーションの知恵(河合隼雄)
河合隼雄は思想家である(河合俊雄)
「人類滅亡教」・骨の話・死体の話・「無」と唯一絶対神(養老孟司)
3 現代のアルス・ノーヴァ
名付ける科学と語る科学(中村桂子)
エコロジーの大転換(管啓次郎)
これからはじまる音楽のために(細野晴臣)
怪談都市、江戸。(杉浦日向子)
柱は魂の発射台だった!(藤森照信)
多才な知性・表現者たちとともに、人類の精神の古層と自然との交感を深く探り、この地球に生きづく文明の大転換を予見。海外の思想家から音楽家やマンガ家まで、多様な対話によって紡がれる野生の科学の可能性。
出典:青土社公式サイト