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『黄金虫・アッシャー家の崩壊 他九篇』ポオ(岩波文庫)

『黄金虫・アッシャー家の崩壊 他九篇』ポオ(エドガー・アラン ポー)、八木敏雄訳(岩波文庫)

2006年
410頁
定価:1,034円(税込)




目次(収録作品)

メッツェンガーシュタイン
ボン=ボン
息の紛失 『ブラックウッド』誌流の作品の書き方/ある苦境
リジーア
アッシャー家の崩壊
群集の人
赤死病の仮面
陥穽と振子
黄金虫
アモンティラードの酒樽

均整と統一という明確な方法意識を持っていたポオ(1809‐1849)は、短篇小説に絶妙な手腕を発揮した〈スタイリスト〉であった。胸躍る痛快な暗号解読の物語『黄金虫』、夢幻的雰囲気と緊迫感にひたされた『アッシャー家の崩壊』―。『ボン=ボン』『息の紛失』等、ノンセンス物も収録した、ヴァラエティゆたかなアンソロジー。

本書表紙(カバー)より


[関連]
『ポー名作集』丸谷才一訳(改版2010・中公文庫)

『アッシャー家の崩壊/黄金虫』ポー、小川高義訳(2016・古典新訳文庫)

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