2011年
246頁
目次(収録作品)
言葉の感触ー序にかえて
1 声のふるまいーオノマトペのさまざまな顔(ぎりぎり/ぐずぐず/ちぐはぐ/ゆらゆら ほか)
2 音の絵ーオノマトペの構造(音の絵/言葉の内臓感覚/律動と情調/感覚の越境 ほか)
「のろのろ」「おろおろ」。動作の擬音ではなく、振舞いの抽象としての表現が、なぜぴたりとその様態を伝えるのか。ドイツ語で「音の絵」ともいうオノマトペを現象学的に分析。現代人の存在感覚を解き明かす。
出典:KADOKAWA公式サイト