2016年
224頁
目次(収録作品)
序章 「地方消滅」への恐れが日本を誤らせる
第1章 若者は地方にもいる
第2章 無理に人口移動を促してはいけない
第3章 仕事が人を引きつける
第4章 新しい仕事を生み出す仕組み作り
第5章 地方大都市の果たすべき役割
第6章 コンパクトシティだけが解ではない
第7章 「生き残り」を超えて
「地方創生」の矛盾を突く!
移住促進はただの人の奪い合い
「人口の東京一極集中による地方の消滅」という発想に支配される地方活性化策。それは、若者を補助金頼みの地方定着へと誘い、人口バランスに大きなゆがみを生じさせます。
たとえ人口が減っても、地方は豊かな暮らしの場となれるはず。人口減を受け入れることで見えてくる、地方再生の新たな道を示します。出典:日本経済新聞出版社公式サイト