『市場・知識・自由―自由主義の経済思想』フリードリヒ・ハイエク、田中眞晴・田中秀夫訳(ミネルヴァ書房)
1986年
304頁
目次(収録作品)
第一章 真の個人主義と偽の個人主義
第二章 社会における知識の利用
第三章 競争の意味
第四章 医学博士バーナード・マンデヴィル
第五章 デイヴィッド・ヒュームの法哲学と政治哲学
第六章 経済思想史におけるメンガー『原理』の地位
第七章 回想のケインズと「ケインズ革命」
第八章 自由主義
解説(田中真晴)
集産主義に抗して,市場経済=資本主義の意味を、人間の自由とのかかわりを通して徹底的に考えぬいたハイエク。本書は、ハイエクの思想を端的に表現する論文を精選し、その真髄に迫っている。
出典:ミネルヴァ書房公式サイト