『コミュニタリアン・マルクス―資本主義批判の方向転換』青木孝平(社会評論社)
2008年
263頁
目次(収録作品)
第1部 現代資本主義の批判は可能か?
(歴史理論による資本主義批判/規範理論による資本主義批判)
第2部 資本主義批判の方向転換
(規範理論的「批判」のメタ批判/コミュニタリアン・マルクス/可能なる資本主義批判)
附論 コミュニズムvs.コミュニタリアニズム論争
(コミュニズムからの批判に答える/アソシエーショニズム論争/分析的マルクス論争)
左翼もリベラルもリバタリアンも破綻した。これらを批判して登場したコミュニタリアニズムを仔細に検討し、その源流としてのマルクスの規範哲学を探る。現代資本主義をラディカルに批判するトゥールとして、マルクスを大胆に「異化」し「読み替える」試み。
出典:社会評論社公式サイト