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『共産党宣言』マルクス、エンゲルス(岩波文庫)

『共産党宣言』マルクス、エンゲルス、大内兵衛・ 向坂逸郎訳 (岩波文庫)

1951年12月10日第1刷発行
1971年2月16日改訳発行
116頁




目次(収録作品)

ドイツ語版への序文
 一八七二年(マルクス・エンゲルス)
 一八八三年(エンゲルス)
 一八九〇年(エンゲルス)– 一八八二年ロシア語版への序文(マルクス・エンゲルス)を含む
英語版への序文(一八八八年 エンゲルス)
ポーランド語版への序文(一八九二年 エンゲルス)
イタリー語版への序文(一八九三年 エンゲルス)

共産党宣言
 第一章 ブルジョアとプロレタリア
 第二章 プロレタリアと共産主義者
 第三章 社会主義的および共産主義的文献
 第四章 種々の反対党に対する共産主義者の立場

解説 向坂逸郎

マルクスとエンゲルスが共産主義者同盟の綱領として書いたもの。1848年(弘化5)2月発表。

第1章は歴史的な知識として読んでも悪くない。が、章がすすむにつれ、受け入れがたい思想が示される。
たとえば、家族の廃止(p.63)とか相続権の廃止(p.68)とか。
児童労働の禁止やすべての児童に無償の公教育を供せよ、など一部よいことも主張している。

[関連]
『共産党宣言』マルクス、エンゲルス、森田成也訳(2020・光文社古典新訳文庫)
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