『新・誰がこの子を受けとめるのか―虐待された子らからのメッセージ』菅原哲男(児童養護施設「光の子どもの家」名誉理事長・創設者)・奥寺美鈴(卒業生・職員)(いのちのことば社)
2019年
216頁
目次(収録作品)
はじめに―虐待を受けた子らとともに
1 私が出会った子どもたち(かけがえのない一人/共に「暮らし」をつくる/自立 ほか)
2 「光の子どもの家」前史(「光の子どもの家」が“家”になるまで/はじめの一歩/四天王プラス一 ほか)
3 施設を出た子どもたち(旅立ち―急がないで/世代間伝達論の功罪/それから ほか)
おわりに 「居続ける」ということ(倉澤智子)
28年連続で過去最多件数を更新した“児童虐待”。この社会で、子どもたちを育むために必要なものは何か。ドキュメンタリー映画「隣る人」の舞台となった児童養護施設「光の子どもの家」をはじめ、数々の現場に半世紀以上身を置いた著者が見つめてきた子どもたちの記録。施設を出たその後の子どもたちの物語も収録。
出典:いのちのことば社公式サイト