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『アイデンティティと暴力―運命は幻想である』アマルティア・セン(勁草書房)

『アイデンティティと暴力―運命は幻想である』アマルティア・セン、大門毅監訳・東郷えりか訳(勁草書房)

2011年
288頁




目次(収録作品)

第1章 幻想の暴力
第2章 アイデンティティを理解する
第3章 文明による閉じ込め
第4章 宗教的帰属とイスラム教徒の歴史
第5章 西洋と反西洋
第6章 文化と囚われ
第7章 グローバル化と庶民の声
第8章 多文化主義と自由
第9章 考える自由

テロ、内戦、文明の衝突……暴力に満ちた世界を救うのは「アイデンティティの複数性」だ! ノーベル経済学賞のセンが示す解決策。

21世紀の世界は暴力に満ちている。はたしてこれは、「文明の衝突」なのか? 西洋とイスラムは対立するしかないのか? 本書では、ハンチントンやサンデルらの過誤を指摘し、現代世界を読みとく新たな枠組みを提示する。アイデンティティは与えられたものではなく、理性によって「選択できる」のだ。

出典:勁草書房公式サイト

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