『上品で美しい国家―日本人の伝統と美意識』日下公人・伊藤洋一(ビジネス社)
2006年5月8日第1刷発行
236頁
定価:1,650円(税込)
目次(収録作品)
第1章 世界に類を見ない日本の経済モデル
第2章 日本文化が世界を制する
第3章 格差社会なんか怖くない!
第4章 祭りが文化をつくり宗教を排除すると経済は成長する
第5章 アジアの巨象・中国とインドの実態
第6章 上流国家・日本に足りない外交力
第7章 皇室制度と日本の文化
第8章 日本は本当に必要な改革だけをやればいい
第9章 「美意識」のある国だけが繁栄する
日下公人(評論家)と伊藤洋一(経済評論家ほか)との対談本。
インド、中国について経済の視点から語っているのが主な内容。雑談といった風の本。
筆者は副題「日本人の伝統と美意識」がメインに語られているのかと思い手にとったが、それについては言及は少なくかつ深くない。名が体を表さない本。
[筆者注]
(p.85)「惜福、植福、分福」
これは、幸田露伴が言ったもの。(Wikipedia)
(p.144)「激しく避難しました」
「非難」の間違い。