2000年
224頁
目次(収録作品)
序章 久高島の祭祀世界
第1章 魂の発見
第2章 守護神の成立
第3章 海神からの贈り物
第4章 神々の鎮まる場所
第5章 巫女の力
第6章 久高島祭祀の風景
第7章 自然から紡ぎ出した物語
第8章 誕生・結婚、そして死
終章 崩れゆく母たちの神
沖縄本島の東の海上に浮かぶ小さな島―久高島に琉球王朝よりはるか昔、古代人の心情から生まれ、「母神」を守護神とみる祭祀の形があった。それは、ノロをはじめとする女性神職者たちによって担われ、今日まで継承されてきている。12年に一度の大祭「イザイホー」、海の神が鎮まる海岸で豊漁を祈り草束を振るう神女や、海の彼方にある魂の原郷ニラーハラーの神となって登場する神女の威厳に満ちた姿が、かずかずの祭祀を彩っている。30年近くも琉球弧の祭祀を追いつづけてきた著者が、久高島祭祀の多層なシーンをカメラとペンで記録した。30余枚の写真とともに、古代人の鎮魂のありようを伝える貴重な1冊。
アマゾン商品説明より