2019年
256頁
目次(収録作品)
第1話 お母さんは、認知症になったんかもしれん……
第2話 「お母さんがおかしゅうなったけん、撮らんようになったん」
第3話 私が帰ってきた方がええかね
第4話 「詐欺グループの名簿に、お母さんの名前が載っていました」
第5話 「人に迷惑をかけない年寄りになりたいです」
第6話 「わしにも男の美学があるんじゃ」
第7話 「あんたはあんたの仕事をした方がええわい」
第8話 「どうしてかね、大事なときに。せっかくあんたが帰ってきとるのにね」
第9話 「この老夫婦は誰ですか」
第10話 「あんたの仕事じゃけん、わしらは何でも協力するよ」
第11話 「これは、乳(ちち)にするぶん」
第12話 「カメラマンか何か知らんが、知らんヤツをこの家に入れるなよ」
第13話 「私たちにつないでいただければ、あとは何としてでも入っていきます」
第14話 「介護はプロとシェアしなさい」
第15話 「母の認知症は、神様の親切かも」と思うに至った私
第16話 「おまえは感謝の心を忘れたんか! 」
あとがきにかえて──父と母のいま
母85歳に認知症診断!父93歳が初の家事に挑む!?「心配せんでもええ。あんたはあんたの仕事をした方がええわい」―両親からの気丈な言葉に背中を押されても、離れて暮らすことに良心の呵責を抱く映像作家の娘。彼女が時に涙で撮り続けた親の「老い」の克明な記録、目を逸らさず見守った切実な胸中、超高齢夫婦の介護の日々に溢れていた愛と絆…。同名ドキュメンタリー映画の監督兼撮影の著者が認知症介護に直面した家族のリアルを綴る!
アマゾン商品説明より
[関連・参考]
『ぼけますから、よろしくお願いします。』信友直子(2022・新潮文庫)
『ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえりお母さん』信友直子(2022・新潮社)
「ぼけますから、よろしくお願いします。」 [DVD]
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