2001年
256頁
目次(収録作品)
第1章 明治を活写した異邦人
第2章 ポーカーフェースの世界
第3章 はっとさせられる風習の数々
第4章 愛らしき「お菊さん」たち
第5章 西洋文明にほれこんだ人々
第6章 近代化に呑みこまれる古きよき日本
文明開化とともに訪れた日本の近代化。そこには、劇的な社会変化に戸惑いつつも、たくましく生きる人々がいた。そんな彼らの姿と変貌する日本を描きつづけた在留フランス人画家ジョルジュ・ビゴー。日本で過ごした17年間に彼が残した多くの作品から漫画・挿画・銅版画など、百点を厳選。愛着とアイロニーに満ちた諷刺画を通して見る日本人論。
出典:講談社BOOK俱楽部
本書は、(おそらく)『絵で書いた日本人論』を改題し文庫化したもの。
[関連]
『絵で書いた日本人論―ジョルジュ・ビゴーの世界』清水勲(1981・中央公論新社)
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『ビゴーが見た明治ニッポン』清水勲(2006・講談社学術文庫)
『ビゴーが見た明治職業事情』清水勲(2009・講談社学術文庫)