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『ビゴーが見た明治職業事情』清水勲(講談社学術文庫)

『ビゴーが見た明治職業事情』清水勲(講談社学術文庫)

2009年
288頁
定価:1,056円(税込)




目次(収録作品)

第1章 特技・能力を持った人々―下流の上層
第2章 職人か凡人かが苦楽の分かれ目―下流の中層
第3章 その日暮らしの貧しい人々
第4章 水商売―働く女性たち(1)
第5章 数少ない正業―働く女性たち(2)
第6章 街を賑わした運び屋たち―運送業者
第7章 猛烈に働かされた公僕たち―下級公務員
第8章 特技を持ったエリートたち―中級公務員
第9章 超エリートたちの実像―上級公務員
第10章 ひとにぎりの超富裕層―中・上流階級
ビゴーが記録した大阪・川口居留地
明治期に登場した「近代職業」年表

激動の明治期、人々はどのような仕事をしていたのか。仏人画家ビゴーは、洋服屋、牛肉屋、鹿鳴館職員といった西洋化により登場した職業など、働く人々の姿を諷刺も交え克明に記録した。国会議員らエリート層の豪奢で珍奇な暮らしぶりとは対照的に、人口の9割を占める下流階級の人々が懸命に働く姿は、明治の格差社会を痛切に感じさせる。100点超の作品を紹介し、背景を解説する。

出典:講談社BOOK俱楽部


[関連]
『ビゴーが見た日本人』清水勲(2001・講談社学術文庫)

『ビゴーが見た明治ニッポン』清水勲(2006・講談社学術文庫)

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