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『精神分析入門講義』フロイト(岩波文庫)

『精神分析入門講義』(上下)フロイト、高田珠樹・新宮一成・須藤訓任・道籏泰三訳(岩波文庫)

上巻

2023年
470頁

目次(収録作品)

第一部 失錯行為
 第一講 緒言
 第二講 失錯行為
 第三講 失錯行為(続き)
 第四講 失錯行為(結び)

第二部 夢
 第五講 種々の困難と最初の取りかかり
 第六講 解釈の前提と技法
 第七講 顕在的夢内容と潜在的夢思考
 第八講 子どもたちの夢
 第九講 夢検閲
 第一〇講 夢における象徴作用
 第一一講 夢工作
 第一二講 夢の例の分析
 第一三講 夢の太古的特徴と幼児性
 第一四講 欲望成就
 第一五講 不確実な点と批判

第一次世界大戦のさなか、男女様々な参加者を前にウィーン大学で行われた全二八回の講義録。精神分析の創始者たるフロイト自ら、その概要を体系的に語る。入門書であると同時に深く強靱な思考を伝える代表的著作。上巻には第一部「失錯行為」と第二部「夢」を収録、具体的な症例紹介をまじえつつ読者を導く。

出典:岩波書店公式サイト

下巻

2023年
470頁

第三部 神経症総論
 第一六講 精神分析と精神医学
 第一七講 症状の意味
 第一八講 トラウマへの固着、無意識
 第一九講 抵抗と抑圧
 第二〇講 人間の性生活
 第二一講 リビードの発達と性的編成
 第二二講 発達と退行という観点、病因論
 第二三講 症状形成の道
 第二四講 通常の神経質(症)
 第二五講 不安
 第二六講 リビード理論とナルシシズム
 第二七講 転移
 第二八講 分析療法

精神分析の概要を体系的に語る、フロイトの代表的著作。下巻には第三部「神経症総論」を収録する。精神医学との相違に始まり、「無意識」の存在と働きを前提に、幼児期の性、抵抗と抑圧の機制、リビード理論など、分析療法の根底にある思考を丁寧にたどり、そこから見えてくる人間精神の新しい姿を伝える。

出典:岩波書店公式サイト

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