スポンサーリンク

『第二次大戦前夜史 一九三七』仲小路彰(国書刊行会)

『第二次大戦前夜史 一九三七』仲小路彰(国書刊行会)

復刻版2011年
576頁
定価:7,480円(税込)




目次(収録作品)

世界経済戦の展開
列強軍備拡張
資源獲得戦の激化
中国共産党の抗日戦即時決行計画
1937年初頭の二つの戦線
広田内閣より林内閣
ソ連の内的苦悶
ナチス建設の成果
抗日国共合作
スペイン革命戦争の展開過程
支那事変直前の日本の情勢
アメリカの国内情勢
ヨーロッパ二大陣営対立の激化
スターリンの内的苦悶

GHQが没収した大戦前夜1937年を描いた復刻希書。英米の政治工作、秘密協定、時局の息詰まる駆け引きを明らかにする。 『一九三六』の続篇である。1936年の末に起こった西安事件は大陸の内戦を停止させ、中国軍を一致して抗日に向かわせ、イギリスとソ連が手を組むという欧州戦線が見え隠れする。日本の歴史がこのような世界の歴史と一体化していたことを明らかにする。解説:西尾幹二。
日本は中国大陸で覇を唱える英米露の列強と対峙、欧州時局も激しく動いていた。1937年7月、盧溝橋に銃声が響き、終戦の1937年8月まで銃声は止まなかった・・・、日中戦争の暗闘の力学を洞察する。この本はGHQが戦後、没収図書に指定した。このため長く密かに蔵書されてきた。戦後66年を迎えて封印を解き、ここに復刻する希書である。広く多くの世代の方々がお読み下さることを念願します。

出典:国書刊行会公式サイト

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange