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『人種差別から読み解く大東亜戦争』岩田温(彩図社)

『人種差別から読み解く大東亜戦争』岩田温(彩図社)文庫

2015年
224頁




目次(収録作品)

第1章 大東亜戦争と人種差別
第2章 世界侵略を正当化した人種差別思想
第3章 アフリカ、インカ、アメリカの悲劇
第4章 奴隷貿易と無縁ではなかった日本
第5章 「植民地にされる」とはどういうことか
第6章 日本が求めた欧米列強と対等の地位
第7章 人種差別撤廃の理想を世界に問うた日本
第8章 日本人が知らない大東亜戦争の大義

終戦70周年を迎える2015年。
近年、先の大戦をテーマにした書籍が多数発売されている。「なぜ、日本人は戦争を選んだのか?」そして「日米開戦当時、なぜ多くの日本人が開戦を支持したのか?」を論じる書籍もあるが、その理由は複合的で、1つのものを取り上げてこれだと断じることは難しい。本書では、「人種差別」の観点に着目し、この疑問に迫っていく。
1919年パリ講和会議で日本が提出した「人種差別撤廃案」はアメリカやイギリスの反対で否決されている。また、カリフォルニアでは激しい日本人排斥運動があった。更に時代を遡れば、戦国時代に日本人がポルトガル人に奴隷として売り買いされていたことにも行き当たる。
戦争をただ肯定するのではなく、隠されていた真実に光を当てる1冊。

出典:彩図社公式サイト

※本書は、『だから、日本人は「戦争」を選んだ』を大幅に加筆・修正し、改題して文庫化したもの。

[関連]
『だから、日本人は「戦争」を選んだ』岩田温(2012・オークラ出版)新書
amazon

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