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『愛国心の教科書』渡邊毅(PHP研究所)

『愛国心の教科書―誇り高く生きるための五十の話』渡邊毅(PHP研究所)

2005年11月9日第1版第1刷発行
322頁
定価:1,650円(税込)




目次(収録作品)

第1章 天皇を戴いて生きてきた国
第2章 天下万民を先とする天皇政治
第3章 たくましく活躍する女性たち
第4章 心やさしき日本人
第5章 この国を愛する人々
第6章 日本の文化力

[筆者注]
(p.61)「二旬」を「二週間」としているが、「二十日間」の間違い。

(p.159)「イギリスの日本文学研究者・ドナルド・キーン氏」
アメリカの間違い。

(p.225)硫黄島で自決した浅田真二中尉の感動的な遺書を紹介しているが、この話は事実であるという証拠はないことには注意。

著者は教育学者。

本書は、わが国の古代から現代まで国のために尽くしたり、人助けをしたり、業績を上げたりした人物やエピソードを副題の通り50語った内容。
中学校教師(当時)の著者が、生徒に自国を誇りに思えるエピソードをまとめたもの。ひとつの日本人論にもなっている。本書は、中学生ではちょっと難しいだろう。
羅列的で説明不足の所が散見されるが、よい本。中々おすすめ。

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