『大東亜戦争の事件簿―隠された昭和史の真実』早坂隆(育鵬社)
2021年
277頁
目次(収録作品)
序章 排日・侮日事件
第1章 通州事件
第2章 南京事件・黄河決壊事件
第3章 オトポール事件
第4章 ノモンハン事件
第5章 ゾルゲ事件
第6章 海軍甲事件・乙事件
第7章 対馬丸事件
第8章 尖閣諸島戦時遭難事件
第9章 葛根廟事件
第10章 北海道占領未遂事件
第11章 三船殉難事件
第12章 引揚者受難事件
第13章 元日本兵連続割腹事件
第14章 抑留者洗脳事件
出航した疎開船が魚雷攻撃を受け、命を失った多くの子供達。終戦前後、壮絶な虐殺の対象とされた満洲や朝鮮半島で暮らしていた民間邦人。歴史の転換点となった、その時には知られなかった事件の数々……戦後、敗戦国では数多くの人々が戦犯として裁かれた。その一方で多くの庶民が戦勝国の“戦争犯罪”の被害者になったことや、戦時下で歴史を変えることになった重大事件の実態については、あまりにも知られていない。
本書帯より