スポンサーリンク

『神々の精神史』小松和彦(法蔵館文庫)

『神々の精神史』小松和彦(法蔵館文庫)

2023年
432頁




目次(収録作品)

序 神々の棲む村

1 民話的想像力について
民話的想像力とその背景―『江刺軍昔話』の世界を探る
神霊(かみ)の変装(やつし)と人間(ひと)の変装(やつし)―昔話の構造論的素描
怪物退治と異類婚姻―『御伽草子』の構造分析
最後に笑う者―「物くさ太郎」に見る笑いとユーモア

2 民衆の思想について
根元神としての翁―猿楽の翁と稲荷の翁を中心に
世捨てと山中他界―山岳空間の認識論的構造
海上他界の思想―「うつぼ舟」を中心に
屍愛譚をめぐって―伊弉諾・伊弉冉二神の冥界譚を中心に
国占めと国譲りをめぐって―日本神話における占有儀礼

3 筑土鈴寛の世界
筑土鈴寛の民俗学―異端のフォークロア
日本的記述の方法―筑土鈴寛論拾遺
筑土鈴寛と超世の霊童―筑土鈴寛論補遺

旧版あとがき
増補新版あとがき
福武文庫版あとがき
初出一覧
法蔵館文庫版 解説(伊藤慎吾)

カミを語ることは日本人の精神の歴史を語ること。竈神や座敷ワラシ。酒呑童子、ものくさ太郎に、山中の隠れ里伝承など、日本文化の深層に迫った妖怪学の第一人者の処女論文集。妖怪学の原点にして記念碑的名著。

出典:法蔵館公式サイト


[関連]
『神々の精神史』小松和彦(1997・講談社学術文庫)
amazon

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange