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『浮沈・踊子 他三篇』永井荷風(岩波文庫)

『浮沈・踊子 他三篇』永井荷風(岩波文庫)

2019年
298頁




目次(収録作品)

浮沈
踊子
蟲の声
冬の夜がたり
枯葉の記

昭和10年代の東京を舞台にして、ヒロインの起伏にとんだ日々を描いた『浮沈』、浅草の若い女性が逞しく生きる姿を活写した『踊子』。「蟲の声」「冬の夜がたり」「枯葉の記」は、散文詩の如き小品。戦時下に執筆され、終戦直後に発表、文豪の復活を告げた。時代をするどく批判した文学者・荷風による抵抗の文学。(解説=持田叙子)

本書表紙(カバー)より

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