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『コスモスとアンチコスモス―東洋哲学のために』井筒俊彦(岩波文庫)

『コスモスとアンチコスモス―東洋哲学のために』井筒俊彦(岩波文庫)

2019年
505頁




目次(収録作品)

1 事事無礙・理理無礙―存在解体のあと
2 創造不断―東洋的時間意識の元型
3 コスモスとアンチコスモス―東洋哲学の立場から
4 イスマイル派「暗殺団」―アラムート城砦のミュトスと思想
5 禅的意識のフィールド構造
対談 二十世紀末の闇と光(井筒俊彦/司馬遼太郎)

東洋思想の諸伝統、多様なる哲学間に共通する根源的思惟の元型を探求して、東洋哲学の新たな領域と可能性を立ち上げる。イスラーム、禅仏教、老荘思想、華厳経を時間論、存在論、意識論の視点から読み解く。『意識と本質』『意味の深みへ』に続く井筒哲学の集大成。巻末に司馬遼太郎との生前最後の対談を併載。(解説=河合俊雄)

本書表紙(カバー)より


[関連]
『井筒俊彦全集 第9巻 コスモスとアンチコスモス』(2015・慶應義塾大学出版会)
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