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『散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道』梯久美子(新潮文庫)

『散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道』梯久美子(新潮文庫)

2008年
302頁




目次(収録作品)

第1章 出征
第2章 二二キロ平米の荒野
第3章 作戦
第4章 覚悟
第5章 家族
第6章 米軍上陸
第7章 骨踏む島
第8章 兵士たちの手紙
第9章 戦闘
第10章 最期

解説「何と深い教訓を」 柳田邦男

水涸れ弾尽き、地獄と化した本土防衛の最前線・硫黄島。司令官栗林忠道は5日で落ちるという米軍の予想を大幅に覆し、36日間持ちこたえた。双方2万人以上の死傷者を出した凄惨な戦場だった。玉砕を禁じ、自らも名誉の自決を選ばず、部下達と敵陣に突撃して果てた彼の姿を、妻や子に宛てて書いた切々たる41通の手紙を通して描く感涙の記録。

出典:新潮社公式サイト

第37回(2006)大宅壮一ノンフィクション賞受賞。

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