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『井伊直弼の首 幕末バトル・ロワイヤル』野口武彦(新潮新書)

『井伊直弼の首 幕末バトル・ロワイヤル』野口武彦(新潮新書)

2008年
251頁




目次(収録作品)

第1部 安政内憂録(下田開港/便利屋役人/ひるがえる日の丸/伊豆の大津波/海上の遊牧民/爆発事故/お台場崩壊/水戸と彦根/日本橋と深川/江戸大風水害/講武所始まる/お茶坊主/井伊の赤鬼/ストレスに死す/英遇公子/英国領事は見た/幕末親米派/日米交渉/堀田の大汗/攘夷利権/条約調印/押し掛け登城/戌午の蜜勅)

第2部 安政血風録(安政の大獄/暗黒裁判/安政コロリ/薩海入水/至誠人を動かす/死地の思想/小塚原の首/金貨大流出/天狗の羽ばたき/桜田門外の変/あいまい解決/富士女人解禁/斉昭の死/万延遣米使節団/外国奉行憤死/ヒュースケン暗殺/万延小判/五品江戸廻送令/江戸城御金蔵破り/三人吉三)

黒船到来という外患が内憂に転じ、動乱期が始まった――。激動期には、誰が政治権力を握るかが決定的な重要を帯びる。本書で扱う安政期のキーパーソンは、部屋住みの庶子から幕府権力の絶頂、大老にまで駆け上がった井伊掃部頭直弼だ。条約勅許、将軍継嗣問題、地震、インフレ、コレラなど難問が山積する中、京都朝廷の意向を無視して調印を強行し、反対派を弾圧することで自ら墓穴を掘ることになる……。

出典:新潮社公式サイト

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