2014年
254頁
目次(収録作品)
第1章 「身」と「からだ」(欠落した身体/はだか ほか)
第2章 曖昧な身体(主客の境が溶けるとき/時間の境も曖昧に ほか)
第3章 溢れ出る身体(溢れ出す身体/情緒 ほか)
第4章 ため息と内臓(環境と直接つながりたいという欲求/『古事記』に見る欲求の変化 ほか)
私たちはどういう身体観を持っていたのか
本来おおざっぱで曖昧であったがゆえに、他人や自然と共鳴できていた日本人の身体観を、古今東西の文献を検証しつつ振り返り、現代の窮屈な身体観から解き放つ。
出典:筑摩書房公式サイト