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『絵巻で読む中世』五味文彦(ちくま学芸文庫)

『絵巻で読む中世』五味文彦(ちくま学芸文庫)

2005年
256頁
定価:950円(税別)




目次(収録作品)

1 絵巻を探る-『鳥獣人物戯画』
2 王権と庶民-『年中行事絵巻』
3 絵巻の訴え-『伴大納言絵巻』
4 謎の人物を探る-『伴大納言絵巻』
5 ことばと絵-『伴大納言絵巻』
6 聖の奇跡と王権-『信貴山縁起絵巻』
7 聖と信仰-『信貴山縁起絵巻』
8 女と家と-『信貴山縁起絵巻』
9 絵巻の話法

兎、蛙、猿などの動物が人間くさい姿で活躍する『鳥獣人物戯画』、火事と群衆、庶民の姿を活写した名品『伴大納言絵巻』、徳の高い聖の奇跡を躍動的に描く『信貴山縁起絵巻』―院政期に成立したこれらの代表的絵巻は、当時の人と社会の生き生きとした姿を満載している。登場人物とともに絵巻のなかを歩き観察する「旅」を通して、訴訟、御霊信仰、王権、女性の生き方など、中世への入り口である院政期の時代像を重層的に描き出す。

出典:筑摩書房公式サイト

本書は、『絵巻で読む中世』(ちくま新書)の新版。

[関連]
『絵巻で読む中世』五味文彦(1994・ちくま新書)219頁
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