2013年
280頁
「ごんぎつね」「手ぶくろをかいに」で有名な愛知県半田市出身の国民的童話作家・新美南吉。処女出版で一番の長編作品でありながら、これまで全集でしか読めなかった「良寛物語 手毬と鉢の子」を、現代かな遣いに改め新たに刊行します。
子どもを愛し、朴訥とした人生をいきた良寛の幼少期から老年期を、南吉らしい温かな筆致で17のエピソードに綴った物語です。わかりやすい注釈とイラストも加え、読みやすく仕上げました。小さなお子さんでも一人で読めるよう、漢字に読み仮名をふりました。
※資料編に代表作「でんでんむしのかなしみ」収録
※解説:保坂重政氏(新美南吉研究家)出典:中日Web
(筆者は全集で読んだ)
江戸時代の禅僧・良寛の人生を描いた創作伝記。
当時の子供向けに書かれたものだが、大人が読んでもよい。