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『恩讐の彼方に/忠直卿行状記 他八篇』菊池寛(岩波文庫)

『恩讐の彼方に/忠直卿行状記 他八篇』菊池寛(岩波文庫)

改版1970年
223頁




目次(収録作品)

三浦右衛門の最後/忠直卿行状記/恩讐の彼方に/藤十郎の恋/形/名君/蘭学事始/入れ札/俊寛/頚縊り上人

有名な九州耶馬渓、青の洞門の伝説を小説化した『恩讐の彼方に』、封建制下のいわゆる殿様の人間的悲劇を描いた『忠直卿行状記』は、テーマ小説の創始者たる菊池寛(1888-1948)の多くの作品中の傑作として知られる。他に『三浦右衛門の最後』『藤十郎の恋』『形』『名君』『蘭学事始』『入れ札』『俊寛』『頚縊り上人』を収める。(解説=小島政二郎)

アマゾン商品説明より

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