B5判
2014年
128頁
目次(収録作品)
第1章 母の祈り(一粒の種子が心を育てた/五厘の生姜糖/初めての下宿/父・壮一の祈り/父の花・母の花/人は一人では悪くならないのですよ/母の祈り/人生逃げ場なし/眼の見えない母から学んだこと)
第2章 この花ひらくとき(天香さんの救いと実践/天香さんの言葉/先輩の教え/縁に区別なし/集団生活五戒/露頭の修業/大石順教尼の生涯/人間・この欠けたるもの)
第3章 生きるんだよ(予想外の入院/3・11がめぐり合わせてくれた宝物)
第4章 人生を支えることば
17歳のとき、一介の奉仕者になろうと一燈園の門をくぐった石川洋は、生涯の師・西田天香に諭された。「偉くならなくていい、立派にならなくていい。 お役に立つ人になることである」。
社会奉仕者、思想家であり、奉仕団体・一燈園同人である石川洋が、書と文で、自分の考え方について、一燈園創始者の西田天香について、自分と母について語ります。愛されるより愛する生き方、許されるより許す生き方、お世話されることよりもお世話する生き方。市井の托鉢者・石川洋の心をつなぐ言葉のギフトです。(旧著「歩いたあとに一輪の花を」(ぱるす出版刊行・絶版)を改題し、加筆訂正を加えました)出典:春陽堂書店公式サイト
[関連]
『歩いたあとに一輪の花を』石川洋(1995・ぱるす出版)
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