『破られた友情―ハーンとチェンバレンの日本理解』(平川祐弘決定版著作集11)平川祐弘(勉誠出版)
2017年
388頁
定価:4,200円(税別)
目次(収録作品)
日本理解とは何であったのか―チェンバレンとハーンの破られた友情(頭で理解した日本/心で愛した日本)
日本回帰の軌跡―埋もれた思想家 雨森信成(洋行帰りの保守主義者/ハーンの影の人/埋もれた市井の思想家/日本回帰の系譜)
開化の舞踏会(野蛮から文明へ/西欧化の社交界)
あとがき
書評 破られた友情─ハーンとチェンバレンの日本理解─ 延広真治
外国文化理解の方法 マーティン・コルカット
解説 河島弘美
著作集第十一巻に寄せて 平川祐弘
明治の二人の日本解釈者、ハーンとチェンバレンは互いに認めたが、ハーンの死後、チェンバレンは意見を一変し、ハーンを貶めた。ではハーンのようなsympathetic understanding of Japan同情ある日本理解は学者としてあるまじき行為であるのか。
アマゾン商品説明より
[関連]
『破られた友情―ハーンとチェンバレンの日本理解』平川祐弘(1987・新潮社)単行本・353頁
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