スポンサーリンク

『全国マン・チン分布考』松本修(インターナショナル新書)

『全国マン・チン分布考』松本修(インターナショナル新書・集英社インターナショナル)

2018年
374頁




目次(収録作品)

第一章 東京での「おまん」の衝撃
『日葡辞書』の女陰語/御所ことば(女房詞)としての「ボボ」

第二章「虎屋」の饅頭へのあこがれ
女児たちの「マンジュー」/「オマンコ」のたどった淫乱な運命

第三章「チャンベ」「オメコ」らの愛すべき素性
「チャンベ」「チャンぺ」の愛らしさ/入(い)りわたり鼻音「ベ」音の変化

第四章 女性の心に生きる「オソソ」
婦人語「オソソ」が使われていたころ/女陰名+「する」だけが「性交する」ではない

第五章 琉球に旅した『古事記』の言葉
『古事記』『日本書紀』と琉球のことば/古代の「パ行」が保存される先島諸島

第六章「チンポ」にたどり着くまで
「ヘノコ」は、何の子?/「チンボ」を最初に記録した近松門左衛門

第七章「マラ」と南方熊楠
権威の国民辞書『広辞苑』の落日/知の巨人南方熊楠、咆哮す

第八章 女陰語の将来
春画と日本の女性/童謡・春歌の「オマンコ」

第九章 今までの「おまんこ」研究
日本言語学界と「オマンコ」/『日本国語大辞典』第二版の「語源説」の特質

第十章「まん」を生きる人生
いい名前だなあ/依頼者は京のヴィーナス

結びの章 花咲く京の春の大団円

誰もなし得なかった空前絶後の画期的大研究!
女陰語はなぜ口にできない卑猥な言葉になったのか?
男根語にまつわる諸説は正しいのか?
学術的にも高い評価を得た、ベストセラー『全国アホ・バカ分布考』の著者が、全国市町村への膨大なアンケートに基づき方言分布図を作成。言語地理学の手法で、何重もの同心円を描いた周圏分布を読み解き古文書、春画などをつぶさにあたる学術研究を一気読み必至の面白さで書いた。
既存の語源説を徹底検証し日国、広辞苑などの辞書にもの申す。至った驚くべき結論とは?!
沖縄方言の研究、マラ梵語説の検証、現代の女陰語と女性たちの現実、文学に登場する言葉などにも迫っていく。
放送禁止用語に阻まれた『探偵! ナイトスクープ』の幻の企画が、ついに書籍で実現。
見やすいカラー版の女陰・男根方言全国分布図付き。

アマゾン商品説明より


[関連]
『全国アホ・バカ分布考』松本修

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange