『ローランの歌 狐物語 中世文学集2』佐藤輝夫訳(ちくま文庫)
1986年
542頁
定価:922円(税別)
ヨーロッパ中世最大の悲劇的叙事詩として知られる「ローランの歌」は、フランス最古の叙事詩であり、その比類のない美しさによって長い間語りつがれてきた歌である。最も信頼できる原典からの翻訳で贈る決定版。
ルナールという狐が活躍する「狐物語」は12世紀後半頃、北フランスで作られた寓話詩である。主人公ルナール狐のほか、狼、獅子、雄鶏、鴉、猫、熊など、数々の動物たちが活躍し、人間世界を風刺する愉快な話。出典:筑摩書房公式サイト