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『古関裕而の昭和史』辻田真佐憲(文春新書)

『古関裕而の昭和史―国民を背負った作曲家』辻田真佐憲(文春新書)

2020年
302頁




目次(収録作品)

第1章 好きになったら一直線(一九〇九~一九三〇年)
第2章 ヒットを求めて四苦八苦(一九三〇~一九三六年)
第3章 急転直下、軍歌の覇王に(一九三七~一九四一年)
第4章 戦時下最大のヒットメーカー(一九四一~一九四五年)
第5章 花開く大衆音楽のよろず屋(一九四五~一九七三年)
第6章 経済大国の大門を叩く(一九五二~一九八九年)

軍歌「露営の歌」、早稲田大学の応援歌「紺碧の空」、夏の甲子園のテーマ「栄冠は君に輝く」、「とんがり帽子」「長崎の鐘」

昭和という時代に日本人が求めた曲を作り続けた作曲家・古関裕而。
クラシックの作曲家を目指すも挫折し、戦時中は軍歌でヒット曲を連発。軍歌の覇王と称された前半生。
終戦後は一転してドラマや映画音楽から社歌や自衛隊の歌まで作曲するなど常に大衆音楽の担い手であった。
NHK朝の連続テレビ小説「エール」のモデルとなった日本を代表する作曲家の80年の生涯を新しい資料と丹念な取材で読み解いた一冊。

出典:文藝春秋BOOKS


[参考]
『古関裕而―流行作曲家と激動の昭和』刑部芳則(2019・中公新書)

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