『白い罪―公民権運動はなぜ敗北したか』シェルビー・スティール、藤永康政訳(径書房)
2011年
240頁
定価:2,500円(税別)
目次(収録作品)
第1部 白い罪悪感の物語(ディレンマ/原理原則への忠義 ほか)
第2部 白い罪悪感の浸透(白人の叛逆者/すべては青年に ほか)
第3部 盲目でいるさまざまな方法(権力の情況依存性/貧乏に罪なし ほか)
第4部 罪からの距離感覚と文化(カウンターカルチャー・エスタブリッシュメント/文化戦争 ほか)
『黒い憂鬱』で注目された著者が、公民権運動、新旧左翼運動、戦後民主主義を総括する重要な論点を提示。公民権運動を敗北へ導いたのは誰か。被差別者である黒人と白人リベラルの共犯関係。アメリカ政治の正統性はどこにあるのか。
出典:径書房公式サイト
原題『White Guilt: How Blacks and Whites Together Destroyed the Promise of the Civil Rights Era』