『こどもの詩』川崎洋編（文春新書）
2000年10月20日初版発行
221頁
読売新聞連載の「こどもの詩」をまとめた本。1994年から1997年掲載分から選んだアンソロジー。
「母親」「家族・友達」「生き物・自然」「ユーモア」などテーマごとに章立てして編集してある。
なかなかよいが、『ことばのしっぽ「こどもの詩」50周年精選集』と『202人の子どもたち』の方がすぐれるのでこの二書をおすすめする。
本書では掲載された年月日が示されていないのがよくない。
それから、テーマごとに編集しないで掲載順に編集した方がよい。テーマごとにまとめると読み進めるうえでの意外性が減じてしまうデメリットがある。
［参考］
『ことばのしっぽ「こどもの詩」50周年精選集』（中央公論新社）
『202人の子どもたち』（中央公論新社）