『増補 バフチン―カーニヴァル・対話・笑い』桑野隆(平凡社ライブラリー)
2020年
335頁
目次(収録作品)
第1章 不可欠な他者
第2章 交通のなかの記号
第3章 ポリフォニーと対話原理
第4章 脱中心化
第5章 民衆の笑い
第6章 カーニヴァル化とグロテスク・リアリズム
文学論で著名なバフチンだが、じつは哲学、言語学、記号論等々をまたぐ領域横断的な知のあり方が本領。その巨大な知の全体像をあますところなく描く最良の入門書。
平凡社新書『バフチン――カーニヴァル・対話・笑い』(2011年刊)の増補版。出典:平凡社公式サイト