『暴力批判論 他十篇 ベンヤミンの仕事1』ヴァルター・ベンヤミン、野村修編訳(岩波文庫)
1994年
308頁
定価:760円(税別)
目次(収録作品)
運命と性格/暴力批判論/翻訳者の課題/雑誌『新しい天使』の予告/認識批判的序説/一方通交路(抄)/シュルレアリスム/ベルト・ブレヒト/破壊的性格/文学史と文芸学/1900年前後のベルリンの幼年時代(抄)
20世紀の最もアクチュアルな思想家、抜群の感受性と批評精神をあわせもつ文学者、繊細なきらめきに満ちた散文の書き手…。いま最も注目をあつめるヴァルター・ベンヤミン(1892-1940)の多岐にわたる仕事のなかから、「翻訳者の課題」「認識批判的序説」「一方通交路」「ベルリンの幼年時代」など、ベルリン時代の主要な諸篇を収めた。
本書表紙(カバー)より