『幸福について―人生論』ショーペンハウアー、橋本文夫訳(新潮文庫)
改版1958年
365頁
目次(収録作品)
第一章 人間の三つの根本規定
第二章 人のあり方について
第三章 人の有するものについて
第四章 人の与える印象について
第五章 訓話と金言
第六章 年齢の差異について
解説 橋本文夫
幸福は人間の一大迷妄である。蜃気楼である。がそうは悟れない。この悟れない人間を悟れないままに、幸福の夢を追わせつつ救済しよう。人生はこの意味では喜劇であり戯曲である。従ってこれを導く人生論も、諷刺的、ユーモア的にならざるをえない。本書は厭世哲学者といわれる著者が、豊富な引用文と平明な表現で人生の意義を説き幸福を教える名随筆「処世術箴言」の全訳である。
出典:新潮社公式サイト
[関連]
『幸福について―人生論』ショーペンハウアー、鈴木芳子訳(2018・光文社古典新訳文庫)427頁
[参考]
『幸福について』原作:ショーペンハウアー、Teamバンミカス、伊佐義勇(2018・まんが学術文庫)
amazon Kindle 楽天 楽天kobo