1972年4月15日初版発行
557頁
目次(収録作品)
うそつき弥次郎
かつぎや
明烏
長屋の花見
三人旅
厩火事
寝床
千早振る
猫久
しわい屋
天失気
出来心
湯屋番
まんじゅうこわい
短命
うなぎの幇間
そこつ長屋
酢豆腐
悋気の火の玉
三方一両損
たがや
居残り佐平次
目黒のさんま
小言幸兵衛
宿屋の富
道具屋
なめる
時そば
たらちね
もと犬
不精床
芝浜
解説
落語の歴史 興津要
古典落語をまとめた本。有名な話がまとめられているので、落語に興味のある人にまずおすすめする本である。多数収録されていて、かなり読みごたえがある。紙書籍は絶版だが新装版などで復刊して欲しい。
講談社学術文庫で再編集版が刊行されているが、これは本書とその下巻から選んで編まれていて、有名な話がもれているので本書の方がすぐれる。
[関連]
『古典落語』興津要編(講談社学術文庫)