『ストリート・コーナーソサエティ』W・F・ ホワイト(ウィリアム・フット・ホワイト)、奥田道大・有里典三訳(有斐閣)
2000年
394頁
目次(収録作品)
序論 コーナーヴィルとその住民
第1部 小物たち:街かどのコーナー・ボーイズとカレッジ・ボーイズ
第1章 ドックとその子分たち
第2章 チックとイタリア・コミュニティ・クラブ
第3章 社会構造と社会移動
第2部 大物たち:ヤクザの顔役たちと政治家たち
第4章 ヤクザの活動の社会構造
第5章 コーナーヴィルS&Aクラブにおけるヤクザの顔役
第6章 政治と社会構造
第3部 むすび
アペンディクス
A 『ストリート・コーナー・ソサエティ』のその後の展開過程/B ホワイトが一匹の負け犬に与えた衝撃力/C 参考文献一覧
著者の手により1993年に出された,増補改訂第4版の完訳。「参与観察」「人間関係論」「都市社会学」の古典として揺るぎない評価を得ている「本編」はもとより,アペンディクスも調査者と調査対象者の関係性について考えさせ,大いなる示唆に富む。社会学徒の必読文献。
出典:有斐閣公式サイト